マスク処理 (メニュー) - (画像ビューワ「MassiGra」公式ヘルプ)

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マスクとは、画像の一部を隠すための加工方法です。
モザイクと混同される事もありますが、モザイクとは違い、マスク処理された画像は元に戻す事が可能です。
多くのマスクは、もう一度同じ処理をすれば元に戻ります。

マスク処理した画像を JPEG 形式で保存する場合、マスク処理範囲を 8 の倍数にしておかないと、マスク解除した時に画像が汚くなる事があります。
「選択範囲の単位」で「8 x 8」を指定しておけば、選択モード時に自動的に選択範囲が 8 の倍数になります。

16 BPP 以上の画像を GIF 形式で保存する場合、強制的に 8 BPP に減色されるので、マスク解除できなくなる場合があります。
GIF 形式で保存したい場合、事前に 8 BPP に減色してから、縦ガラス / 横ガラス、Winマスク、「設定」でネガポジ反転を無効にしたFLマスクのような、色の変化が無いマスクを利用して下さい。
画像を一定間隔ごとに左右反転します。
説明のため、この間隔をガラスサイズと呼ぶ事にします。
「設定」により、ガラスサイズを変更できます。
JPEG 形式で保存する場合、ガラスサイズは 8 の倍数にしておくべきです。
加工範囲がガラスサイズの倍数ではない場合、GMask (古溝 剛 さん作) だと余りも反転しますが、MassiGra はデフォルトでは余りは反転しません。
「設定」により、余りも反転するようにできます。
画像を一定間隔ごとに上下反転します。
詳細は上の「縦ガラス」と同じです。
画像の色を反転します。
選択範囲を加工する場合、8 BPP 以下なら 24 BPP になります。
「設定」により、RGB のどの値を反転するかを変更できます。
画像の RGB 値それぞれに XOR 0x80 という演算をします。
選択範囲を加工する場合、8 BPP 以下なら 24 BPP になります。
「設定」により、RGB のどの値を XOR するかを変更できます。
JPEG 形式で保存するには不向きです。
画像の RGB 値を入れ替えます。
選択範囲を加工する場合、8 BPP 以下なら 24 BPP になります。
ビットフィールド画像の場合、入れ替える色のビット数が異なるなら 24 BPP になります。
「設定」により、RGB のどの値を入れ替えるかを変更できます。
(くらくら さん作のマスク技法)
複数の処理を連続で施します。
「設定」により、下記のどの処理をするかを変更できます。
縦ガラスと左右反転、または横ガラスと上下反転を一緒に行う場合、加工範囲はガラスサイズの倍数になります。
(外村高章 さん作のマスク技法)
画像を 16 ドットごとに縦に区切り、その中で縦のラインの入れ替えをします。
区切りの中の縦のラインを左から 0 ~ 15 と呼ぶとして、12, 8, 6, 15, 9, 13, 2, 11, 1, 4, 14, 7, 0, 5, 10, 3 の順に並べ替えます。
JPEG 形式で保存するには不向きです。
(Genesis さん作のマスク技法)
画像を 8 ドットのマスに区切り、そのマスを渦巻き状に並べ替えます。
ネガポジ反転もしますが、場合によってはネガポジ反転されないマスもあります。
「設定」により、ネガポジ反転を無効にできます。
ネガポジ反転が有効な場合、8 BPP 以下なら 24 BPP になります。
「CPマスク」ダイアログが現れます。
指定する文字列によりマスの並びが変化します。
(五十嵐洋二 さん作のマスク技法)
画像を 16 ドットのマスに区切り、特別なランダム値によりマスを並べ替え、そしてネガポジ反転します。
このマスクは同じ処理をしても元には戻りません。
元に戻すには逆の処理をする必要があるので、正順(プラス) と 逆順(マイナス) があります。
例えば、2回正順をかけた場合、2回逆順をかければ元に戻ります。
加工範囲が画像全体ではない場合、8 BPP 以下なら 24 BPP になります。
上の「Mekoマスク 正順」をご覧下さい。
「虹色マスク」ダイアログが現れます。
異常にカラフルなマスクです。
「設定」ダイアログが現れます。
マスクに関するいろいろな設定ができます。