JPEG 保存設定 (「保存」ダイアログ) - (画像ビューワ「MassiGra」公式ヘルプ)

保存形式一覧 : BMP, GIF, JPEG, PNG

■ JPEG 保存設定

「メニュー」→「ファイル」→「上書き保存」 / 「名前を付けて保存」→「JPG」

画像を JPEG 形式で保存する時の設定ができます。

JPEG (Joint Photographic Experts Group) は、写真などの自然画のための圧縮画像形式で、イラストなどには不向きです。
現在最も一般的な画像形式ですが、利用の際は注意が必要です。
通常の JPEG は不可逆圧縮という、つまり圧縮したファイルを展開しても微妙に元の画像とは違う画像になる、という圧縮方法です。
これはファイルサイズを小さくするために画像のデータの一部を捨てているためで、これによりノイズなどが現れます。
写真などでは画質をあまり下げない限り気になる程のノイズは出ませんが、イラストなどではかなりノイズが目立ちます。
JPEG 化して変質した画像は元には戻せません。 JPEG 形式で保存する時は覚悟をして下さい。

JPEG 画像を他の形式で保存し直しても、画質は良くなりません。
また、JPEG 画像を再び JPEG 形式で保存すると、その度に画質は悪くなります。

画像が変質しては困る場合、既に JPEG 形式になっている場合はどうしようもありませんが、そうでないなら PNG を利用して下さい。

MassiGra ではサブサンプリング比は Y:1x1 Cb:1x1 Cr:1x1 (4:4:4) で保存します。
  • プログレッシブ
    チェックしてあると、プログレッシブにします。
    プログレッシブにすると、対応しているウェブブラウザなどで表示する時、段階的に表示されます。
  • 画質
    画質を指定できます。
    画質を下げると、よりノイズが目立つようになります。
    最高の 100 でも画像は少し変質します。
    MassiGra では 90 ~ 95 を推奨します。
    ちなみに、例えば画質 50 で保存された JPEG 画像を画質 100 で保存し直しても、画質は良くならないのにファイルサイズは大きくなってしまうので、注意して下さい。